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執筆者の写真* 機器分析支援センター

SimpRentの運用が始まります

2021年6月1日より、伊那分室では予約システムをSimpRentに移行します。

予約は「他の利用者との時間調整」以外にも「利用実績の把握」という重要な意味があります。利用料金が設定されていないものも、必ず予約してご利用ください。


装置には予約画面へのQRコードがあり、利用直前のスマホ予約も可能です。




SimpRentは予約システムですが、大型装置のシェアリング推進のために開発されています。信州大学のSimpRentにログインしていただけば、検索項目の中に東京都立大や慶応大の装置が探せることにお気づきの方も多いでしょう。これは、基盤研究支援センター機器分析支援部門で両大学と共に研究設備をシェアする文科省の公募事業に採択されているためです。新型コロナ感染症のことや、距離の問題もあり、実際に都立大や慶応大の装置を使う機会はあまりないかもしれませんが、遠隔操作によるリモートサポートや委託分析、共同で予算申請をおこなうなど、シェアリングの効果は多岐に渡っています。TEM利用再開ですでもぼやきましたが、出張費が高く、なかなかサービススマンを呼べない信大にとっては、リモートサポートの恩恵は欠かせません。文科省は明確にシェアリングを進める施設に予算を配分する方針を打ち出しており、その流れに乗って共通利用設備を拡充していく第一歩が、利用者の皆様のSimpRentの(共通利用機器の)利用実績の積み上げです。利用料金の有無に関わらず、これから共通利用機器を充実させていくための行動と捉えて、どうか確実な利用予約をお願い致します。


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